不動産ニュース / その他

2022/3/24

ジェクトワン、空き家問題解決に向けアドレスと連携

 (株)ジェクトワンと(株)アドレスは24日、空き家問題の解決に向け連携を開始したと発表。初弾プロジェクトとして、「ADDress 武蔵境A邸」(東京都三鷹市)を21日にオープンした。

 ジェクトワンは、2016年から首都圏を中心に、空き家を物件特性や地域のニーズに合わせリノベーション・再生する空き家活用事業「アキサポ」を展開。これまで同サービスを通じた空き家活用実績は約50件にのぼる。アドレスは、定額制で全国の家に住める多拠点コリビングサービスを全国で展開している。

 今回の連携では、ジェクトワンが物件オーナーとの窓口対応および物件の借り上げを実施。ジェクトワンがアドレスと転貸借契約を結ぶ。外壁、屋根、ファサードサッシ、内部解体、電気工事、給湯器交換等のリノベーション工事と、家具・家電費用をジェクトワンが負担。アドレスは内装工事とインテリアデザインを行なう。

 この連携により、オーナーは物件のリノベーション工事や家具・家電費用の負担がなく、空き家をアドレスに登録できるため、「リノベーションしないと登録できる状態ではない」「リノベーションなどにかかる初期費用の負担が難しい」といったオーナーでも、物件登録を検討することが可能に。空き家活用のさらなる活性化につなげる。

 「ADDress 武蔵境A邸」は、JR中央線「武蔵境」駅徒歩19分に立地。10年ほど空き家だった物件をリノベーションした。アドレスでは三鷹市初の物件となる。4月には西八王子エリアで第2弾をオープンする予定。

連携イメージ

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。