不動産ニュース / その他

2022/3/25

貸しホール跡地に無人ワークスペース/西日本鉄道

 西日本鉄道(株)は24日、3月に営業を終了する同社運営の施設「西新パレス」(福岡市早良区)の貸しホール跡地を活用し、無人セルフワークスペース「TiNK Desk(ティンク デスク)西新パレス」をオープンすると発表した。

 運営期間は、2022年4月4日~23年3月31日の1年間。施設運営に当たっては、ソフトウェア開発等を展開する(株)tsumug(福岡市中央区、代表取締役:牧田恵里氏)のシステムを活用。同社は福岡や関東で事業を展開するスタートアップ企業で、空室物件等の遊休空間を活用した空間サービスの無人運営や公共施設のデジタル化をサポートしており、今回導入するワークスペースでは、予約から入退室管理・決済までをLINEで完結することができるようにした。

 席数は、「シェアデスク」60席~(料金:99円/15分)、衝立で仕切った「ワークデスク」10席(同165円/15分)、Web会議等ができる「ミーティングルーム」4席(同330円/15分)。なお、「ワークデスク」については、5月下旬より営業を開始する。

 同社は今後も、スタートアップとの連携により新たな知見を蓄積・習得し、無人運営という同社初の運営スキームを試行することで、今後の事業展開に生かしていく考え。

「ワークデスク」のイメージ

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。