不動産ニュース / 開発・分譲

2022/3/25

”シェア””サブスク”付帯の賃貸マンション/三井不レジ

「COMMONS」イメージイラスト(Webサイト:【公式】パークアクシス錦糸町スタイルズ ー三井の賃貸より)

 三井不動産レジデンシャル(株)は25日、シェアリングやサブスクサービスを付帯した賃貸マンション「パークアクシス錦糸町スタイルズ」(東京都墨田区、総戸数96戸)を竣工した。

 JR総武線「錦糸町」駅徒歩10分に立地。敷地面積約790平方メートル。鉄筋コンクリート造地上7階建て。

 メインターゲットを単身者に設定。ライフスタイルの多様化に合わせ、専有部はワンルームもしくはワンルーム+WICとし、ユニットバスと洗面台、トイレを備えるコンパクトでシンプルな空間とした。専有面積は約15~18平方メートル。

 暮らし方により使用頻度が異なるキッチンやランドリールームは共用部「COMMONS」に集約し、入居者同士でシェアできるようにした。くつろぎのスペースとなるオープンダイニング、個室のワークスペース、オープンワークスペース、常時15~20冊程度の本や雑誌を備える本棚も設置。また、調理器具や掃除道具等の備品、自転車等もシェアリングサービスとして貸し出す。入退去時に手間となる電気・ガス・水道の申し込みや解約手続きは不要で、水光熱費は定額とする。

 暮らしをサポートするサービスも提供。オープンダイニングではワンコイン未満で購入できる朝食・夕食を用意。洗濯の代行サービス等も実施する。また、専有部での仕事環境を整えるため、机や椅子等の家具のサブスクリプションサービスも行なう。

 サスティナビリティにも配慮し、パークアクシスシリーズ初の試みとして、再生可能エネルギーの一括受電を実施。専有部・共用部に供給し、建物全体の電力をグリーン電力化する。また、オープンダイニングで提供する食事にはフードロスに貢献できる野菜・フルーツを使用するなど、入居者が楽しみながら、日々の暮らしで環境に貢献できる工夫をする。

 入居開始は4月中旬の予定。

オープンダイニングの完成イメージ
ワークブース

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