不動産ニュース / 団体・グループ

2022/3/31

マンション管理適正評価制度、4月1日に開始

 (一社)マンション管理業協会は、分譲マンションの管理に関する全国共通の評価基準となる「マンション管理適正評価制度」を4月1日に開始する。

 マンションの管理状態をチェックし、その情報を開示することで、管理の行き届いているマンションの管理評価が市場価値・流通価値へと反映。定期的に管理状態をチェックすることで、適正なマンションストック形成の促進を目指す。

 マンションの管理状態を5つのカテゴリー(管理体制、管理組合収支、建築・設備、耐震診断、生活関連)に分類し、ソフト面とハード面の両面から30項目について評価し、ポイントランク化。各項目の点数を足した合計点により6段階で評価、サイトで公開する。評価の有効期間は1年間。

 管理業務主任者またはマンション管理士資格を持ち同協会の講習を修了した人が、同協会に評価者としてサイトに登録され、評価を行なうことができる。管理組合は総会での承認後、評価者に登録申請を依頼する。登録料は5,500円(初年度無料)。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。