不動産ニュース / 開発・分譲

2022/4/6

川崎で郊外まちづくりの初弾拠点を開業/東急

「nexusチャレンジパーク早野」のシンボルとなるトレーラーハウス「nexus Lab」。平日は東急のスタッフが常駐し、コミュニティ形成をサポートする
プランティオ(株)が提供するシェア型の会員制農園「Niji Farm」。同社が提供するIoTアプリセンサー「grow CONNECT」を介し、水やりや間引きのタイミングといった栽培アドバイスを受けられる

 東急(株)、(株)シグマクシス・ホールディングスは6日、新たな郊外まちづくり「nexus構想」の初弾となる「nexusチャレンジパーク早野」(川崎市麻生区)をマスコミに公開した。開業は7日。

 「nexus構想」とは、多摩田園都市エリア(田園都市線「梶が谷」駅~「中央林間」駅)エリアのうち横浜市青葉区および川崎市宮前区周辺において、郊外生活者のニーズを基に、職・住・遊・学が近接・融合した「歩きたくなるまち(walkable Neighborhood)」の創出を目指す取り組み。実現に向けては、行政や多様な企業をバディ(仲間)とし、共にまちづくりや実証実験を行なっていく。

 初弾となる「nexusチャレンジパーク早野」は、「虹ヶ丘団地」(川崎市麻生区)と「すすき野団地」(横浜市青葉区)に近接する東急保有の未利用地を活用して開発した。会員制のシェア農園「Niji Farm(ニジファーム)」では、畑を区画割りせず皆で同じ畑で野菜を育て、収穫し、食べるという農体験を提供。そのほか、近接する森林木材を活用し、焚き火を楽しみながら火の使い方を学べる「Fireplace(ファイヤープレイス)」、養蜂や腐葉土づくり、カブトムシの育成など自然の生態系を学べる「生き物の森」、マルシェや個展、フリーマーケット等で活用できるトレーラーハウス「nexus Lab(ネクサスラボ)」など、「食と農」をテーマに地域住民の共助を促進する多様なコンテンツを用意した。

 7日より利用者募集を開始。コミュニティ農園など一部施設は有料となる予定だが、当面は無料で地域に開放して認知を図り、夏頃を目途に有料化する考え。併せてバディの本格募集も開始し、企業や行政とコラボレーションした新たな仕掛けを随時導入し、施設をアップデートしていく。

 今後は、「エネルギー」「モビリティ」「資源循環」「ウェルネス」「教育」といったテーマでも、共助の拠点や仕組みを構築していく考え。

焚き火が楽しめる「Fireplace」。近隣住民が火の使い方を学び防災力を高めるための拠点として提供する
養蜂や腐葉土作り、カブトムシの育成などを体験できる「生き物の森」。写真中央は木片や落ち葉を集めて腐葉土を作っている場所

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