不動産ニュース / 開発・分譲

2022/4/13

平塚でキッチンの機能性高めた分譲M/中央日土地

「バウス平塚」模型
モデルルーム(4LDK)内観。天井高2.45mを確保したほか、リビング・ダイニングと洋室に間に可動式の間仕切りを設けた

 中央日本土地建物(株)は12日、分譲マンション「バウス平塚」(神奈川県平塚市、総戸数118戸)のモデルルームをメディアに公開した。

 同物件は、JR東海道本線・湘南新宿ライン「平塚」駅より徒歩2分に位置。敷地面積約1,507平方メートル、延床面積約8,981平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階建て。

 専有面積は44.58~77.38平方メートル、間取りは1LDK~4LDK、全10タイプを用意する。全戸にウォークインクローゼットを設置するほか、随所に納戸や物入れ等も設け、一般的なマンションを上回る平均収納率約11.25%を確保。リビング・ダイニングと洋室の間には可動式の間仕切りを採用し、ライフステージに応じた間取り変更にも対応する。

 2LDK~4LDKの住戸には、クックパッド(株)と共同開発したシステムキッチンを導入する。「BAUS」シリーズでは初の試み。料理レシピサイト「クックパッド」のユーザー約2,500人を対象にキッチンを便利にするためのアイディアを募集し、商品開発に採り入れた。奥行き約65cmのワークトップや、調味料や洗剤を収納できる高さ約25cmのニッチ収納、マグネットが使えるキッチンパネルなどを採用。コンロ前の壁もなくし料理をしながら家族の様子が見られるようにした。

 モデルルームは1月の開設から延べ200人が来場。2月には第1期販売住戸の登録受付を開始。販売戸数は30戸、価格は約3,000万(1LDK)~6,000万円(4LDK)で、すでに20戸が成約済み。購入者の年齢層は20~70歳代と幅広く、全体の約4割が平塚市在住。約2割は東京都在住で、セカンドハウス利用で購入した人もいるという。

 竣工は2023年6月、引き渡しは同年7月を予定する。

クックパッドをコラボしたキッチン。ハイカウンターを採用し水はねを軽減。コンロ前の壁をなくし料理中に家族の様子を見られるようにした
高さ約25cmを確保したニッチ収納。調味料や洗剤のほか、スプーンなどのカトラリーも収納できる

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