JR西日本不動産開発(株)は12日、オフィスビル「新大阪第3NKビル」(大阪市淀川区)を3月28日に竣工したと発表した。
同物件は、JR「新大阪」駅程近くに立地。鉄骨造地上8階建て。総貸付面積は約9,851平方メートル。基準階床面積は約1,481平方メートルで、最小区画約80坪から貸し出す。無柱空間としテナントのオフィスレイアウトの自由度を高めた。エントランスには交流を誘発するスペースを用意し、利用者の知的生産性向上に寄与する。
停電時間を最小限に抑える2回線受電方式を採用。大規模災害時には非常用電源により最長72時間の電力供給を可能とした。また入居者の飲料・食料3日分を保管する防災備蓄倉庫も設置。こうしたBCP対策により、CASBEEスマートウェルネスオフィス認証で最高位のSランク評価を獲得した。
なおテナントは、1月に開業した「新大阪第2NKビル」の貸し会議室も利用できる。