不動産ニュース / 開発・分譲

2022/4/25

天神の複合開発、名称が「福岡大名ガーデンシティ」に決定

「福岡大名ガーデンシティ」イメージ

 積水ハウス(株)と西日本鉄道(株)、西部瓦斯(株)、(株)西日本新聞社、福岡商事(株)の5社は、開発中の複合施設「旧大名小学校跡地活用事業」(福岡市中央区)の施設名称を「福岡大名ガーデンシティ」に決めた。

 同プロジェクトは、天神地区において国家戦略特区による規制緩和等を活用して新たな空間と雇用を創出する福岡市の取り組み「天神ビッグバン」の西側に位置。約1万1,900平方メートルの敷地に、地上25階地下1階建てのオフィス・ホテル等を建設する。

 施設名称と併せて、施設のロゴデザインと敷地内への文化遊具モニュメントの設置も決定。福岡を代表する若手人形師・中村弘峰氏による遊具「大名の大狛犬」を天神ビッグバンの西ゲートに設置する。守り神としてモニュメントを遊具化し、子供が上ったり、寝転んだり、触れて遊べるコミュニケーションアートとする予定。

 施設の17~24階には、九州初となるラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン ホテル福岡」(総客室数:162室)を誘致。総面積約3万平方メートルとなるオフィスは、基準階が九州最大級の約2,500平方メートルで高度なセキュリティ機能とBCP性能、耐震性を備えたハイグレードオフィスとする。その他、旧大名小学校南校舎のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」と連携した創業支援・人勢育成環境を提供。約3,000平方メートルの広場も設け、イベントホールとの一体的利用によりにぎわいを創出することで、世界や地域との多様な交流拠点を創出していく。

 竣工は2022年12月、23年春にホテルの開業を予定している。

遊具「大名の大狛犬」イメージ
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