
三井ホームは28日、注文住宅の新商品「IZM(イズム)」を発売する。
35~45歳の子育て世帯をターゲットに設定。商品開発にあたってアンケートを実施したところ、暮らしだけでなく、仕事・遊びなどさまざまな用途で利用できる空間を求める声が多く、デザインについてはシンプルでスクエアなフォルムへのニーズが高いことが分かった。
そこで同調査結果を踏まえ、新たに開発した屋根型「ウィングルーフ」、エクステリア壁「プライバシーウォール」などを採用。ウィングルーフは、風雨から外壁を守る深い軒がありながら屋根の存在を際立たせないシンプルなデザインで、太陽光発電システムが目立たない仕様に。プライバシーウォールは、建物と一体で木造としている。同屋根と壁の組み合わせで、水平・垂直ラインを強調し、モダンな雰囲気を創出した。
さまざまな用途での利用を想定した半戸外空間「ラナイ」を提案するほか、リラックス空間「リフレッシュスタジオ」や個室の執務スペース「ワークスタジオ」、ガレージと直結した作業スペース「キャビン」なども用意する。
ZEH基準を満たし、住宅性能表示制度の最高等級である「断熱等性能等級5」「一次エネルギー消費量等級6」にも標準で対応する。
プロトプランは、延床面積が187.64平方メートル(56.76坪)、価格が坪当たり約100万円。初年度の販売目標は200棟。