不動産ニュース / その他

2022/5/13

神戸市と関係人口増加に向けた社会実験/UR都市機構

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は10日、神戸市と兵庫北部地区のUR都市機構の所有地を活用し、居住環境の向上や地域価値を高める社会実験を実施すると発表した。

 両者は、2019年3月に締結した防災性や居住環境の向上を図るための協定に基づき、密集市街地の解消に向けた取り組みを行なっている。関係人口増加による地域コミュニティ醸成や密集市街地の解消の可能性を検討するため、民間事業者から社会実験の提案を募集。農をコンセプトとした関係人口を増加させる事業「みんなのうえん PARK」に決定した。

 同事業は、神戸市兵庫区の遊休地(敷地面積約1,540平方メートル)を活用して実施する。最寄り駅は神戸市営地下鉄西神・山手線「湊川公園」駅。コミュニティ農園と民間公園を組み合わせた、地域内外の多世代が集う新しい公園にする計画。普段は貸農園エリア(6平方メートル・42区画)、建物以外は開放し、地域内外の人がくつろげる場所に。非常時には防災拠点として活用する予定。さまざまなイベントも行ない、地域コミュニティを育んでいく。運営は(一社)グッドラックが行なっていく。

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都市再生機構

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