住友不動産(株)は5月31日、静岡県裾野市との間で「森づくり」に関する包括連携協定を締結したことを発表した。
両者が相互連携して企業保有林を中心とした持続的・広域的な森林整備と、それに伴う整備対象地域周辺部一帯森林の多面的機能の増進を図るのが目的。
同社は、「ここから始まる、共に広げる、後世に残す森づくり」をスローガンに、協定エリア内の保有林「住友不動産の森」を活用した持続可能な林業と森林再生モデルを発信。加えて、都市部に近い森林という特性を生かし、都市と地域をつなぐ活動を展開する。
森林経営計画の策定による主伐再造林による森林の更新や生物多様性保護、伐採した樹木の同社ハウジング部門等での活用、裾野市と東京・有明をつないだマルシェ等の企画などを行なっていく。