不動産ニュース / 開発・分譲

2022/6/1

「ららぽーと堺」、11月に開業/三井不

「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」外観CG

 三井不動産(株)は1日、関西で4番目の「ららぽーと」となる「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」(大阪府堺市)の概要を発表した。

 南海高野線「北野田」駅から約2.5kmに立地。敷地面積約7万4,300平方メートル。鉄骨造地上3階建て、延床面積約14万3,600平方メートル。店舗面積約5万6,200平方メートル。

 カーボンニュートラルデザイン推進計画の一環として、施設の設計一次エネルギー消費量を 30%以上削減。BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)に基づく評価で「ZEB Oriented(物販等)」認証を取得した。国内の大規模商業施設が取得するのは初めて。今後も、エネルギー管理システム(BEMS)、照明・空調制御システムの導入による効率的なエネルギー運転管理、高断熱建材やLED照明の採用による省エネルギーへの配慮等を行なっていく。

 ショッピングセンター初出店となる飲食店や、動物と触れ合えるカフェなど、210店舗が出店。テナントスタッフが働きやすいよう、各階に従業員休憩室を設置し、仮眠をとれるソファエリアや、従業員専用コンビニストア等を用意する。

 竣工は9月、開業は11月の予定。

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ZEB

消費する一次エネルギーが実質的にゼロである建物。英語のNet Zero Energy Building(ネット ゼロ エネルギー ビルディング)の略語である。

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