不動産ニュース / 開発・分譲

2022/6/3

三宮駅前で商業・オフィス・宿泊の大規模再開発

全体完成イメージ

 雲井通5丁目再開発(株)、神戸市ほか三菱地所(株)ら4社(※)は3日、共同で推進している「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」が、権利変換計画の認可を受けたと発表した。

 同事業では「国道2号等神戸三宮駅前空間整備事業計画(国土交通省・神戸市策定)」などに基づくバスターミナル、公益機能とともに、商業、業務、宿泊機能等からなる複合施設を整備する。

 敷地面積約8,230平方メートル。建物は鉄骨造鉄骨鉄筋コンクリート造地上32階地下3階建て、延床面積約9万8,570平方メートル。国の直轄道路事業として、三宮駅周辺に分散する中・長距離バス停を集約した新バスターミナルを地下2階~地上3階の低層部分に整備。賑わいと回遊性を創出する「えき」と「まち」をつなぐ歩行者動線も確保する。

 地下1階~地上3階に商業施設、11~22階には三宮エリアで最大級規模となる1フロア約350坪のハイグレードオフィスを整備。高層の24~32階には、海と山を一望できるブライダル業界最大手の(株)テイクアンドギヴ・ニーズが新たに展開するラグジュアリーブティックホテル「EVOL HOTEL(仮称)」(客室数60~70室)を誘致した。

 そのほか約1,800席の大ホールや区民ホール利用にも対応する多目的スペース、図書館なども整備。各施設間の回遊性を高めるため、2階の屋外歩廊空間から10階の屋上庭園までをつなぐ立体歩行者動線も用意する。

 今後は、6月に解体工事着手、2027年度頃に竣工する予定。

(※)特定事業参加者の三菱地所(株)、三菱倉庫(株)、TC神鋼不動産(株)、特定業務代行者の(株)大林組

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