不動産ニュース / 開発・分譲

2022/6/8

駅遠も好企画で早期完売/大和地所レジ「西新井」

「ヴェレーナシティ西新井」外観
1階には全開口サッシ・ウッドデッキ付きの「オープンエアリビング」付き住戸を設定。リビングと専用庭が一体で使えることから、中層階住戸並みの価格設定が可能

 大和地所レジデンス(株)は7日、今年5月に竣工した分譲マンション「ヴェレーナシティ西新井」(東京都足立区、総戸数118戸)を関係者に公開した。

 同物件は、東武スカイツリーライン「西新井」駅徒歩14分に立地する、地上10階建てのマンション。住戸は3LDK中心で、専有面積約65~85平方メートル。

 共用施設として、1畳大のコワーキングルーム(3室)、コワーキングスペースを設けたパーティルーム、入居者専用のガーデン、デッキテラス、ラウンジなどを用意。共用部Wi-Fiも完備する。

 70平方メートル台の3LDKのスパンは6,400mm。直床・二重天井、天井高は2,450mm。御影石・人造大理石キッチンカウンター、食洗器、浄水器、ミストサウナなどが標準。全開口サッシ・ウッドデッキ付きの「オープンエアリビング」付き住戸、ルーフバルコニーやアウトドアストレージ付き住戸など、設備仕様や間取りに工夫を凝らしているのが特長。また、グロス価格を抑えるため大型住戸を設けない代わりに、余剰となった容積を使い一部住戸のバルコニーを奥行き2,500mmまで拡大するなどした。

 2020年12月から販売を開始し、22年2月までの約15ヵ月で完売した。販売価格は、3,688万~6,198万円。坪単価は213万円。モデルルームへの総来場数は約500組。購入者の半数は地元足立区在住、都内在住者で8割。駅遠ながら、基本仕様の高さや、きめ細かい配慮がなされた間取り等が評価された。

共用施設のパーティルーム。デッキを介して入居者専用のガーデンへアクセスできる
パーティルームには、テレワーク用の個室3室とコワーキングスペースも設置
地域への配慮として敷地の一部を歩道状にして開放。住民が自由に使えるベンチも設けた

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2024/5/1

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サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。