不動産ニュース / 開発・分譲

2022/6/28

本厚木駅直結の商業施設に起業家創出シェアオフィス

 (株)小田急SCディベロップメントは、同社が運営する商業施設「本厚木ミロード」内にインキュベーション・シェアオフィス「AGORA Hon-Atsugi(アゴラ本厚木)」を7月15日にオープンする。

 働き方の多様化によりコワーキングスペースのニーズが高まる中、同社は神奈川県から「令和4年度イノベーション人材交流拠点事業」を受託。県内の起業家の創出に向けた取り組みとして、神奈川県央内エリアのビジネスリソース集積地として「AGORA」のオープンを決定した。運営会社はコワーキングスペース&シェアオフィス「BUSO AGORA」(東京都町田市)を運営する(株)キープ・ウィルダイニング(東京都町田市、代表取締役社長: 保志真人氏)。

 小田急線「本厚木」駅直結の「本厚木ミロード(1)」の6階に入居。面積は157.49平方メートル。快適にスペースを利用できるよう、カフェのような空間に「個室・ブース(22席)」、「フリースペース(19席)」、「商談スペース・テレフォンボックス」を用意する他、「イベントスペース」も設置。月額利用料金はフリースペース:1万4,000円~、1名ブース:2万3,000円~、1名個室:3万5,000円~。ドロップインの利用も可能とする。

 専門スタッフによる創業支援や入居者のビジネスを繋ぐコミュニティイベントを定期的に開催するなど、さまざまなサービスを提供していく。さらにインキュベーション(育成)への取り組みとして(一社)Fukusenと協業。安価でプロの事業支援を提供する。

「AGORA Hon-Atsugi」のイメージ

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。