不動産ニュース / 開発・分譲

2022/7/14

国内初、ハイブリッド耐震システムのビル竣工/東急不

「COERU SHIBUYA」外観

 東急不動産(株)は14日、木・鉄骨のハイブリッド耐震システムを国内で初めて採用したコンパクトビル「COERU SHIBUYA(コエルシブヤ)」(東京都渋谷区)を竣工したと発表した。

 JR、東急田園都市線他「渋谷」駅徒歩6分。敷地面積は174平方メートル、延床面積は約1,408平方メートル。地上13階建て。同社が展開するオフィス・商業施設の垣根を超え、多様なニーズに対応するコンパクトビル「COERU」シリーズの第1弾となる。

 外部からの視認性の高いファサード2面にラチス構造の木・鉄骨ハイブリッド耐震システム「木鋼組子」を使用。木鋼組子は、鋼板の芯材の外周を木で挟み一体化したものを、ラチス形状にユニット化したもので、圧縮力に強い木と、引張力に強い鉄骨を組み合わせることで靭性の高い耐力要素を生み出すことができるため、高層鉄骨造のビルなどに採用することができるようになった。また、10~13階の上層階には柱梁に木質ハイブリッド集成材を採用しており、国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」に採択されている。

 さらにグリーン電力を導入することも決定している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆