不動産ニュース / ハウジング

2022/7/19

積水化学、木質系で初の「GREENMODEL」

「グランツーユーV GREENMODEL」外観イメージ

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは23日より、木質系住宅「グランツーユーV(ファイブ) GREENMODEL」を発売する。

 大容量の太陽光発電システムと蓄電システムを搭載し、高いエネルギー自給自足率を実現する「GREENMODEL」を、初めて木質系住宅(2×6住宅「グランツーユーV」)で展開する。

 PVモジュール1枚当たりの容量を従来の315Wから370Wに高出力化することにより、設置面積の限られる傾斜屋根でも、最大7.4kWのPVを搭載(約34坪のモデルプランの場合)。さらに、PVで発電した電気を大容量蓄電池に貯め、できるだけ自宅で使うことにより、エネルギー自給自足率約73%を実現する。住宅性能表示制度における断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6(最高等級)を確保し、ZEHに標準で対応する。

 そのほか、室内から外部に弧を描いて自然の光を効果的に取り入れる「ボウウインドウ」、深い庇で直達日射をカットしつつ軒下空間を活用できる「ウェルカムテラス」を採用している。

 販売エリアは、首都圏をはじめとした全国7エリア。年間200棟の販売を目指す。

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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