ハウスドゥグループの(株)フィナンシャルドゥは21日、2022年6月末に金融機関に対するリバースモーゲージの保証件数が累計800件を突破したと発表した。
リバースモーゲージは、住み続けながらもその自宅を担保に融資を受けられるローン。死亡後に自宅を売却し返済する仕組みで、老後資金の不安を解消できる商品として注目を集めている。ただ、融資期間が終身など長期に渡り、返済に伴い不動産売却を伴うケースも多いことから、金融機関は慎重な姿勢を示してきた。
同社は17年10月から金融機関のリバースモーゲージに対し、不動産担保評価に基づく債務保証を開始。これまでに、全国39の金融機関と連携。保証件数は22年6月末で829件(前年同月比267件増)となった。
今後も多くの金融機関との連携実現を目指し、リバースモーゲージ保証事業の成長を図る方針。