（株）東京カンテイは25日、2022年6月度の「中古（既存）マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表したもの。
同月は「晴」が25地域（前月23地域）と増加し、「雨」が3地域（同5地域）と減少した。「曇」は4地域（同7地域）、「薄日」は7地域（同9地域）とともに減少。「小雨」は8地域（同3地域）に増加した。
天候が改善したのは8地域（同6地域）と増加。横ばいは32地域（同35地域）と減少、悪化は7地域（同6地域）で増加した。
東北地方の下落傾向に回復の兆しが見られたが、中部圏4県がいずれも下落するなど、地域により明暗が分かれた。北関東では明らかな回復基調となった。
