不動産ニュース / その他

2022/8/2

オープンH、「AI営業スタッフ」の開発へ

 (株)オープンハウスグループ(以下、オープンハウス)は、(株)Algoageと共同で「オンラインAI営業スタッフ」の実証実験を開始した。

 Algoageは、東京大学で機械学習の研究をしていたメンバーが創業した企業。機械学習技術(推薦)・深層学習技術(画像認識・自然言語処理・生成技術)・強化学習などの最先端アルゴリズムをコアとしたAIエンジンから、ウェブ・モバイルのアプリケーションまで一気通貫して開発・提供している。

 今回の協業では、オープンハウスの営業スタッフ業務のDX推進のため、Algoageが独自に開発・保有する日本語の大規模言語AIを活用し、「AI営業スタッフ」の開発を進める。あらかじめ定義されたルールベースでの会話となっていた従来のボットと比較し、今回開発する「AI営業スタッフ」は、自然言語を機械学習し、実際の営業スタッフとチャットしているかのようなやり取りが可能。その内容は、不動産情報の提供や物件の提案などから始め、オンライン上での物件購入にも対応したい考え。

 同社は、今回のプロジェクトを初弾として、将来的には仕入れから始まる各バリューチェーンで、それぞれAIを活用したツールを開発し、蓄積してきたデータを統合することで、独自業務支援ツール「AI不動産パッケージ」を構築。営業スタッフのみならず、各セクションの業務の効率化を目指す。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。