不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/8/5

23区の単身者向け賃貸M賃料、「表参道」がトップ

 (株)長谷工ライブネットは5日、「首都圏賃貸マンション賃料相場マップ2022年版」より、間取りタイプ別ランキングを発表した。

 「首都圏賃貸マンション賃料相場マップ」は、同社が首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で管理する賃貸マンションの成約データと、同社が信頼できると判断した賃貸募集データを基に、間取りタイプをシングル(25平方メートル)、コンパクト(40平方メートル)、ファミリー(60平方メートル)の3タイプに分類。93沿線・1,030駅別の賃料相場を独自の分析調査によりまとめたもの。

 22年度版では、従前は対象外としていた築1年未満の新築物件を含んだデータで賃料査定を実施した。

 賃料相場を間取りタイプ別にランキングしたところ、東京23区のシングルは「表参道」駅(14万4,000円)がトップ。2位「外苑前」駅(14万3,000円)、3位「赤坂」駅(14万1,000円)と、港区内の東京メトロ沿線が上位を占める結果となった。

 その他のエリアの1位は、東京都下は「吉祥寺」駅(10万3,000円)、神奈川県は「武蔵小杉」駅(10万3,000円)、埼玉県は「川口」駅(8万8,000円)、千葉県は「本八幡」駅・「市川」駅・「浦安」駅(8万5,000円)。東京23区に隣接、かつ「東京」駅や「新宿」駅、「渋谷」駅といった都心の主要ターミナル駅に、ダイレクトにアクセスできる駅がトップとなった。

 東京23区のコンパクトは1位「神谷町」駅(24万4,000円)、2位「表参道」駅(23万円)、3位「代官山」駅(22万8,000円)。ファミリーは1位「外苑前」駅(40万円)、「六本木」駅(37万9,000円)、「表参道」駅(37万6,000円)。東京都下のコンパクトは1位「三鷹」駅(14万9,000円)、2位「吉祥寺」駅(14万4,000円)、3位「井の頭公園」駅(13万4,000円)。ファミリーは1位「吉祥寺」駅(23万5,000円)、2位「国分寺」駅(21万5,000円)、3位「三鷹」駅(20万7,000円)。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。