日本ビルファンド投資法人（NBF）は16日、2022年6月期決算を発表した。
当期（22年1月1日～6月30日）は、営業収益522億1,500万円（前期比3.7％増）、営業利益268億600万円（同16.5％増）、経常利益254億4,000万円（同17.1％増）、当期純利益254億3,900万円（同17.1％増）。1口当たり分配金は1万3,476円（同1,628円増）となった。
22年1月に「サンマリオンNBFタワー」（信託受益権）を譲渡（価格144億円）。22年3月に「中之島三井ビルディング」の取得（同440億円）、既保有物件である「飯田橋グラン・ブルーム」の追加取得（同361億円）を行なった。期末時点のポートフォリオは73物件で、取得価格累計が1兆4,516億円、総賃貸可能面積が123万7,167平方メートル。サブリース勘案後の稼働率は96.6％（同0.2ポイント上昇）、テナント総数は1,601となった。
次期については、営業収益473億2,600万円、営業利益214億4,200万円、経常利益200億7,100万円、当期純利益200億7,100万円、1口当たり分配金1万1,500円を見込む。
