不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/8/25

「住みここち」トップは、2年連続で愛知県長久手市

 大東建託(株)は25日、2022年の「街の住みここち」と「住みたい街」ランキング(全国版)の結果を発表した。

 調査期間は22年3月8~29日。「住みここちランキング」は、全国47都道府県居住の20歳以上の男女、19~22年合計64万6,245人を対象に集計。現在居住しているまちについての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点、満足:75点、どちらでもない:50点、不満:25点、大変不満:0点)」の平均値から算出した。「住みたい街ランキング」は、22年の回答者18万6,426人を対象に調査し、入力された自治体名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成している。

 住みここち(自治体)トップは、前年に続き「愛知県長久手市」(偏差値74.5、評点76.1)がトップだった。調査項目である「行政サービス」「生活利便性」「親しみやすさ」などを中心に、総合的に高い評価を得た。2位は、4年連続で東京都中央区(同74.0、同75.8)、3位は、2年連続で東京都文京区(同72.8、同75.1)。また、6位の愛知県名古屋市昭和区(前年11位)、7位の奈良県北葛城郡王寺町(同17位)、10位の東京都武蔵野市(同13位)が、それぞれ順位を上げてトップ10入りしている。

 住みたい街(自治体)は、「福岡県福岡市」(得票数1,109)で3年連続のトップ。次いで2位が「沖縄県那覇市」(同835)、3位が「神奈川県横浜市」(同625)と、いずれも前年と変動はなし。

 なお、同日発表した都道府県別の結果では、住みここちランキングは、1位が「東京都」(同73.8、同68.7)で、3年連続のトップ。2位も前年と同じく「兵庫県」(同66.1、同66.5)で、3位は前年4位だった「神奈川県」(同65.9、同66.5)だった。住みたい街は、1位が「東京都」(同2,519)、2位が「福岡県」(同1,284)、3位が「神奈川県」(同1,112)。

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