不動産ニュース / 政策・制度

2022/8/30

不適正処理を抑制し危険な盛り土等の発生を防止

 「資源の有効な利用の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令」が30日、閣議決定された。

 建設工事から発生した土砂等について、再生資源としての利用を促進することにより、不適正処理を抑制し危険な盛り土等の発生を防止するため、資源の有効な利用の促進に関する法律に基づく立ち入り検査や勧告・命令の対象事業者を拡大する。

 資源の有効な利用の促進に関する法律の規定に基づく「判断の基準となるべき事項」に照らして、再生資源の利用が著しく不十分であると認める場合に、国土交通大臣による立入検査・勧告・命令の対象となる事業者の要件(その事業年度における建設工事の施工金額が50億円以上であること)について、「25億円以上」に引き下げ、その対象を拡大する。

 公布は2022年9月2日、施行は23年1月1日。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。