不動産ニュース / 開発・分譲

2022/9/1

リスト、横浜マリンタワーをリニューアルオープン

リニューアルが完了した「横浜マリンタワー」外観
夜はライトアップされる
山下公園や周囲との調和を考え、タワー下層部の壁面や敷地を緑化している

 リストプロパティーズ(株)は1日、3年間にわたりリニューアル工事を進めてきた「横浜マリンタワー」(横浜市中区)の営業を再開した。

 同施設は、みなとみらい線「元町・中華街」駅徒歩1分に立地。1961年、横浜開港100周年の記念事業として山下公園近くに建設された、横浜のシンボルタワー。高さは106m。展望フロアは地上30階建て相当となる。建設当初は灯台としても稼働し、長年にわたり観光地として賑わっていたが、21世紀に入ると老朽化が進み、来場者も減少傾向にあった。リストグループは2009年、所有者の横浜市から運営を委託され、18年に再度運営事業者に選ばれたことから、施設の抜本的なリニューアルに着手していた。

 リニューアルは、「NATURE&FUTURE」をテーマに、内外装を一新。山下公園など周辺環境との一体感を生み出す、タワー下層部の外壁面を緑化した。タワー周囲も芝生を敷き詰めた。新たなカフェやバー、ショップを設けたほか、3階にはブライダルスペース、4階にレストランを新設した。
 2階には、国内外からの観光客に対応する案内所となる「横浜シティガイドデスク」を設置。横浜にゆかりのある書籍や芸術などに触れ合えるライブラリー・ラウンジにはギャラリーも設け、様々なアーティストの作品を年数回入れ替えながら展示していく。

 展望フロアは、景色を見ながら映像作品などが楽しめるメディアアートギャラリーへとリニューアル。展望フロアのガラス面にアーティストの作品を投影し、横浜の風景と重ね合わせて楽しんでもらう。また、タワー部分にも200個を超えるLEDを設置し、光の演出による新たなライトアップを実施していく。

 入場料(平日、税込み)は、一般1,000円、小中学生500円。ナイトチケット(同)は一般1,200円、小中学生700円。展望フロアは1日1,500人の利用、タワーへの年間来訪者数30万人を目指す。

 同日開催された記念式典で挨拶したリストグループ代表の北見尚之氏は「かつてマリンタワーは灯台として横浜を照らしてきた。今回のリニューアルにより、横浜を新たな光で照らし観光客を呼び戻す。コロナ禍からの回復の起爆剤として何としても成功させる」などと抱負を述べた。
 また、来賓として挨拶した横浜市長の山中竹春氏は「コロナ禍による観光客の減少に苦しんでいる横浜にとって、マリンタワーの営業再開は明るい話題。国内外の観光客だけでなく横浜市民にもまちの魅力を味わってもらいたい。新たな活力が生まれることを楽しみにしている」と激励した。

建物内には観光客に横浜を案内する「シティガイド」を設置
夜間の展望台では、ガラス面にさまざまなアーティストの作品を投影。夜景と重ね合わせて楽しめる
式典でのテープカット。中央がリストグループ代表の北見尚之氏、その左隣が横浜市長・山中竹春氏

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