不動産ニュース / その他

2022/9/14

長谷工、コンセプト型賃貸マンションの新ブランド

「WORVE東京木場」外観完成予想図
「WORVE大阪本町」外観完成予想図

 (株)長谷工不動産は14日、コンセプト型賃貸マンションの新ブランド「WORVE(ワーブ)」を立ち上げたと発表した。

 「働く(WORK)」と「住まう(LIVE)」のハイブリッドとして必要な設備を備えたマンション。
 ワークスペースは、全席に高機能ワークチェアと左右にパーティションのあるデスクを完備した「パーソナルブース」や、オンラインミーティングや通話ができる「防音ブース」、ソファやカウチのある「ラウンジスペース」などを用意する。入居者は24時間予約不要・無料で利用できる。Wi-Fiを完備し、入居者専用アプリで外部からでもワークスペースの空席状況を確認することが可能。

 また、空気感染・飛沫感染・接触感染に徹底した対策を実施。全熱交換式換気や紫外線照射装置を採用するほか、デスク周辺やドアノブなど、多数の人が触れる箇所に「メディカルナノコート」を施工する。入居者専用アプリによりCO2濃度を可視化。顔認証オートロックやスマートロック、住宅設備のスマートフォン操作など、さまざまなIoT設備も導入する。

 初弾物件は「WORVE東京木場」(東京都江東区、総戸数125戸)。東京メトロ東西線「木場」駅徒歩11分、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩16分に位置。鉄筋コンクリート造地上12階建て。専有面積は25.05~50.10平方メートル、間取りは1K・1DK・1LDK・2K。全15タイプのプランを用意する。竣工・入居開始は12月の予定、賃料は未定。

 第2弾の「WORVE大阪本町」(大阪市西区、総戸数181戸)は、2023年3月に竣工・入居開始の予定。大阪メトロ御堂筋・中央・四つ橋線「本町」駅徒歩4分に位置。鉄筋コンクリート造地上14階建て。専有面積は20.72~72.22平方メートル、間取りは1K・1DK・1K+S・1LDK+S。専用ガレージ付き住戸やテレワークデスク付き住戸などのプランを用意する。賃料は未定。

 那覇エリアと横浜エリアで、第3・4弾を計画中。

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テレワーク

働き方のひとつで、情報通信機器等を活用して時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く方法をいう。事業所に出勤せずに家で作業する在宅勤務、個人が委託・請負によって作業する在宅ワークなどがあるが、情報通信技術を幅広く活用することが特徴である。 テレワークにおいては、住宅が職場ともなり得る。

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