不動産ニュース / 団体・グループ

2022/9/27

東京のれん会、会員数80社で過去最高更新

品田
会員数・会員間の取引数が順調に伸びていると述べた代表の品田氏
橋本
五輪担当相や組織委員会会長として臨んだ東京五輪を振り返った橋本氏

 東京都不動産のれん会は26日、東京會舘(東京都千代田区)で総会を開催した。

 2021年度の事業報告や22年度の事業計画について審議・承認。21年度は会員数がさらに増加。期末の会員数は80社となり、過去最高を更新した。22年度事業計画には、会員間の情報交換のより一層の活発化や新規入会企業の増加などを盛り込んだ。

 総会後は、参議院議員で元東京オリンピック・パラリンピック担当大臣・大会組織委員会会長、自由民主党両院議員総会長の橋本聖子氏を招いて講演会を実施した。橋本氏は「東京オリンピック・パラリンピック開催の意義と価値」をテーマに講演。五輪担当相や組織委員会トップとして直面した決断の場面などを振り返った。その中で、オリンピック200ヵ国以上、パラリンピック130ヵ国以上の選手らを収容した選手村について「外出を禁止し、そこで生活のすべてを完結できるようにしたことで、クラスターは発生しなかった。環境によって感染対策ができるという証左だと評価している。選手村では、医療体制の連携も万全を期した。ここで得た知見を地域医療にも応用していくことが、将来の健康な日本社会につながっていくと考えている」などと評価した。

 その後行なわれた懇親会の冒頭、同会代表の品田守敏氏が挨拶。同氏は「コロナ禍が続く中でも、会員数・会員間の取引数も過去最多を記録するなど、のれん会の会員企業は好調だった。これもひとえに会員の質の高さによるものだろう。今後も、業界でも屈指の実力集団としてさらに成長していきたい」などと述べた。

 懇親会には、同会役員のほか、衆議院議員内閣官房長官の松野博一氏や参議院議員国土交通副大臣の石井浩郎氏、衆議院議員厚生労働大臣の加藤勝信氏ら、国会議員の他、現職・OBも含めた国土交通省幹部、業界団体のトップなど、多くの来賓が訪れ盛会となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。