不動産ニュース / 仲介・管理

2022/9/27

沿線のショートストーリー、第3巻を刊行

「まちまちストーリーズ」第3巻
「まちまちストーリーズ」制作チーム。左から、杉山太一氏、櫻井 麻紀子氏、山尾正尭氏

 小田急不動産(株)はこのほど、冊子型広告「まちまちストーリーズ」の第3巻を発刊した。

 「まちまちストーリーズ」は、小田急線沿線での地域愛の醸成を目的に発刊している広告媒体。各地域の仲介店舗の営業社員や地域住民からまちの魅力等をヒアリングした上で、それぞれのまちごとにフィクションの物語を作り、掲載している。2020年11月に第1巻、21年4月に第2巻を刊行。発刊後は同社の顧客約2万人に配布するほか、同社仲介店舗や取り組みに協力する地元商店でも掲出・配布している。

 3巻目となる今回は、新たに「代々木上原」「向ヶ丘遊園」「栗平」「座間」「大和」「本厚木」という6つの沿線のまちを取り上げた。そのうち「本厚木」は、本厚木で生まれ育った「悪友」4人が、久しぶりに地元の焼き肉屋で名物の「豚ホルモン」を頬張りながら、まちを盛り上げるための活動について考える、というストーリー。制作に携わった同社仲介事業本部仲介営業部営業企画グループの櫻井 麻紀子氏は、「本厚木の営業スタッフはとりわけ地元愛が強かった。私も県央出身なので、喧々諤々地元の魅力を語り合いながら、ストーリーを練っていきました」と振り返る。

 20年6月には、「まちまちストーリーズ」の公式Instagramを開設。同媒体の掲出に協力してくれた地元商店の宣伝などを行なっており、すでに100店舗以上を訪問。同社と地元商店との交流の輪が広がっているという。

 今後は、そうした商店と連携してノベルティを制作し、顧客に提供していく計画。「地域住民がまちの魅力を再発見するきっかけを作ることで、地域交流を促進し、ゆくゆくは沿線の人口流入にもつながっていけば」(同氏)。

「まちまちストーリーズ」公式Instagramでは、取り組みに共感した地元商店を紹介。まちの活性化に寄与している

【関連記事】
沿線で“地域愛”を醸成する」(2021/10/7)

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。