NTT都市開発(株)は28日、同社が代表構成員を務め、NTTアーバンバリューサポート(株)、(株)NTTファシリティーズを構成員とするグループ「難波宮跡公園『みんなのにわ』プロジェクト」が、大阪市初のPark-PFI事業「難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業および難波宮跡(南部ブロック)管理運営事業」の設置等予定者に選定され、大阪市と覚書を締結したと発表した。
「難波宮跡公園」は、同事業に合わせて開設する「北部ブロック」、計画区域指定済みで未開設の「南部ブロック」、開設済みの「西部ブロック」の3ブロックからなる歴史公園。大阪メトロ谷町線「谷町四丁目」駅すぐ、JR大阪環状線「森ノ宮」駅徒歩5分に立地。
同グループは、難波宮跡の歴史性を尊重し、大阪市内の観光・生活拠点として同公園の整備・運営を担う。また、東側隣地でNTT都市開発等が進める法円坂北特定街区開発計画とともに、同公園を中心とした一体的な環境整備により、周辺エリア全体の魅力向上に取り組んでいく。
「北部ブロック」の事業面積は約2.3ha。遺構表示、芝生広場、店舗、駐車場などを整備する。店舗延床面積は1,655平方メートルの予定。管理運営開始は2025年4月の予定。
「南部ブロック」の事業面積は約11.7ha。催事などの魅力向上業務、維持管理・情報発信業務などに活用していく。管理運営開始は23年4月の予定。