東急不動産(株)は30日、2023年度以降に着工するすべての分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」をZEH相当の環境性能にすると発表した。
中期経営計画で掲げた「環境を起点にした事業機会の拡大」をさらに加速させるため、着工ベースで2025年度約50%、30年度100%というZEH標準仕様化の当初目標を前倒しする。
23年度に分譲マンションのZEH標準化を図るとともに、25年度には都市型レジデンス「COMFORIA(コンフォリア)」、学生レジデンス「CAMPUS VILLAGE(キャンパスヴィレッジ)」も、全棟ZEH相当の環境性能とする計画。
同社は21年度より、分譲マンションで太陽光パネルの設置を標準化。低炭素建築物の認定において再生可能エネルギー設備の設置が要件化されたことを受け、「BRANZ」全棟で同認定の取得も進めていく。