不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/19

宅配ボックスより置き配希望が86%に

 (株)ビットキーは18日、オートロックマンションにおけるスマートロックを用いた「置き配」の実証実験に参加した世帯を対象に行なった調査結果を発表した。

 実験が行なわれたのは、宅配ボックスが総戸数の約1割分設置されていた、東京都江東区の大規模分譲マンション。期間は7月19日から8月5日。実験参加世帯98世帯のうち、期間中に対象荷物の置き配があり、アンケートの回答があった81世帯の回答を有効回答とした。

 対面受け取り、宅配ボックスと比べた置き配の利便性について聞いたところ、「便利」(90.1%)が9割を超えた。「便利ではない」は7.4%。
 今後も継続して置き配を利用したいかについては、「利用したい」が95.0%と多数を占めた。

 継続したい理由を聞いたところ、1位は「再配達の手間が省ける」(89.6%)、以下、「宅配ボックスまで取りに行く手間が省ける」(80.5%)、「在宅していても応答できないことがあるため」(51.9%)と続いた。

 置き配と宅配ボックスのどちらを使いたいかについては、「置き配」(86.0%)、「宅配ボックス」(7.5%)と、大差に。置き配を利用したい理由について聞いたところ、「かさばる・重たい荷物があるため」(86.0%)、「宅配ボックス満杯の場合、再配達依頼が必要なため」(11.0%)、「宅配ボックスに入らない荷物があるため」(3.0%)となった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

宅配ボックス・宅配ロッカー

不在時に荷物などを受け取るための設備。配達人がロッカーに荷物を入れると鍵がかかり、荷宛人は暗証番号や認証カードを用いて受け取る。宅配ボックスは、一般に、マンションの共用部分に設置されている。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。