不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/20

9月のレインズ、新規登録が9ヵ月連続で減少

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2022年9月の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は36万257件(前年同月比19.0%減)と、9ヵ月連続のマイナスに。成約報告件数は4万4,842件(同0.7%増)と、プラスに転じた。総登録件数は86万7,139件(同0.4%増)で、14ヵ月連続のプラスとなった。

 売り物件は、新規登録件数が10万7,802件(同2.5%減)と、30ヵ月連続のマイナスに。成約報告件数は1万4,831件(同3.9%減)と、15ヵ月連続のマイナスとなった。総登録件数は31万2,993件(同8.9%増)で、4ヵ月連続のプラス。

 賃貸物件の新規登録件数は25万2,455件(同24.5%減)と、7ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は3万11件(同3.1%増)と、6ヵ月連続のプラスに。総登録件数は55万4,146件(同3.9%減)と、28ヵ月ぶりにマイナスに転じた。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が7万2,307件(同12.3%減)。このうち、専属専任は1万1,246件(同13.2%減)、専任媒介は3万7,327件(同4.7%減)、一般媒介は2万3,734件(同21.8%減)だった。成約報告では、媒介契約が1万2,489件(同3.2%減)。内訳は、専属専任が2,609件(同3.7%減)、専任媒介が8,053件(同2.1%減)、一般媒介が1,827件(同6.7%減)。

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