不動産ニュース / ハウジング

2022/11/2

ドイツに鉄骨ユニット新工場/大和ハウス

ドイツの新工場外観

 大和ハウス工業(株)は2日、ドイツでモジュラー建築の製造拠点を開設すると発表した。

 同社グループのDaiwa House Modular Europe B.V.(ダイワハウスモジュラーヨーロッパ、本社:オランダ)がドイツで施設管理や運営等を手掛けるCapital Bay Group SA(キャピタルベイグループ、本社:ルクセンブルク)と合弁会社を設立、ドイツの既存工場を取得。改修し、2023年春より鉄骨ユニット住宅の生産を開始する。

 22年4月にスタートした第7次中期経営計画において、海外事業を26年度までに売上高1兆円に拡大する計画を盛り込んでおり、その一環。新工場は、ベルリン郊外のフュルステンヴァルデ市の元鉄工所の工場2棟を取得したもの。敷地面積は約10万平方メートル、総延床面積は約2万5,000平方メートルの規模となる。鉄骨ユニットの生産量は、操業開始時で年間2,500ユニット。従業員は約500人となる予定。

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プレハブ住宅

現場での施工の前に、あらかじめ工場で部材の加工、組立てを行ない、それを現場で組み立てる住宅。生産性の向上、質の均一性、精度の向上を目的とし、現場作業を軽減させることから工期も短縮できる。また、工場生産により価格が抑えられることなどの特徴がある。

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