(株)サンケイビルは7日、2023年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(22年4月1日~9月30日)は、売上高480億8,000万円(前年同期比16.1%増)、営業利益62億1,300万円(同16.7%増)、経常利益62億9,900万円(同5.9%増)、四半期純利益46億800万円(同27.4%増)と増収増益となった。
当期よりセグメント区分を、これまでのアセットタイプ別から収益タイプ別への変更。賃貸事業は、オフィスビルおよび賃貸レジデンスの賃料収入が増加したものの、稼働初期の減価償却費負担等により増収減益。売上高100億9,700万円(同2.2%増)、営業利益19億8,300万円(同17.5%減)。
販売・売却事業は、売上高174億9,100万円(同0.9%減)、営業利益36億900万円(同34.7%減)。大型分譲マンションの完売が売上高に寄与したものの、前期の賃貸レジデンスやオフィスビルの売却の反動減により減益となった。
ホテルリゾート事業はコロナ禍からの回復が寄与し、営業利益が黒字化。売上高123億500万円(同66.3%増)、営業利益5億9,400万円となった。