不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/11/10

首都圏既存マンション成約件数、3ヵ月連続で前年比減

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2022年10月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンションの成約件数は3,072件(前年同月比10.7%減)と2ケタ減となり、3ヵ月連続で前年同月を下回った。都県別では、東京都1,652件(同6.4%減)、埼玉県332件(同19.8%減)、千葉県379件(同12.3%減)、神奈川県709件(同14.5%減)と、すべての地域が前年同月比で減少した。
 1平方メートル当たりの成約単価は69万4,000円(同14.7%上昇)と30ヵ月連続で前年同月を上回った。
 新規登録物件数は1万6,446件(レインズの物件再登録機能廃止に伴い前年同月比は非開示)。在庫件数は4万300件(同14.4%増)と2ケタ増となり、9ヵ月連続で前年同月を上回った。

 既存戸建ての成約件数は1,212件(同2.3%減)と10ヵ月連続で前年同月を下回った。平均成約価格は3,728万円(同4.4%上昇)と24ヵ月連続で前年同月を上回った。

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