
(株)ビットキーは17日、国内最大規模のペットシッターサービスグループの(株)ラニマル(東京都渋谷区、代表取締役:クレーン 淳氏)と、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
ビットキーが提供する製品・サービスの拡販と、ラニマルが提供するペットシッターサービス「セワクル」のサービス価値の向上が目的。「セワクル」は、ペットシッターが自宅を訪問して世話を代行するサービスで、ビットキーが提供するスマートロックと連携することで、飼い主とペットシッター間のカギの受け渡しを不要にすることができる。
一般的に、飼い主の不在時にペットシッターを依頼する際は予めペットシッターに合鍵を渡す必要があった。定期的にサービスを利用する場合、合鍵を預けたままにすることも多く、飼い主にとってはセキュリティに不安があるほか、ペットシッターもカギ管理が負担になっていた。
提携により、飼い主がビットキーのスマートロックを設置し、スマートフォンアプリでペットシッターにデジタルキーを送付するだけで、ペットシッターは自身のスマートフォンでカギの解錠が可能となる。デジタルキーは解錠日時や利用可能な回数の制限が可能なため、ペットシッターは、サービス提供時間のみ、飼い主宅の玄関のカギを解錠することができる。
2023年中に1万人の飼い主へビットキーのスマートロックを活用したペットシッターサービスの提供を目指していく。また、エントランスにビットキーのスマートロックが設置されたオートロックマンションでのサービス提供も予定している。