不動産ニュース / 開発・分譲

2022/11/22

大阪吹田で自社初のZEH分譲戸建て/阪急阪神不

「ジオガーデン吹田千里山」イメージ

 阪急阪神不動産(株)は22日、分譲戸建住宅シリーズ「ジオガーデン」初のZEHとなる「ジオガーデン吹田千里山」(大阪府吹田市、総戸数23戸)の分譲を発表した。

 同社は新築分譲マンション「ジオ」シリーズ、および新築賃貸マンション「ジオエンド」シリーズについて、2024年度以降販売するすべての物件をZEH-M Oriented以上とするとしていた。「ジオガーデン」についても、25年度以降に販売する物件のうち50%以上をZEHもしくはNearly ZEHとし、30年度には原則全物件をZEHとする。また、今年10月1日に認定基準が高レベルに改正された「新基準の長期優良住宅」の要件も標準仕様とし、認定を取得していく方針を示した。

 ZEH対応の「ジオガーデン」初弾となる同物件は、阪急千里線「千里山」駅より徒歩16~17分。敷地面積は約100~145平方メートル。木造ツーバイフォー工法2階建て。間取りは3LDK~4LDK、延床面積は約97~116平方メートル。太陽光パネルの設置やLED照明、アルミ樹脂複合サッシの採用などにより、省エネ性能の向上を図ると共に、再生可能エネルギーと合わせて一次エネルギーの消費量を削減する。また吹き抜けや大型ロフト付きの住戸など、多様な住戸を用意する。

 23年春より順次完成予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。