不動産ニュース / 開発・分譲

2022/11/24

相鉄・東急直通線「新横浜」駅を公開

相鉄・東急直通線「新横浜」駅プラットフォーム
プラットフォームにある案内板

 東急電鉄(株)、相模鉄道(株)は24日、2023年3月に開業を予定している相鉄・東急直通線「新横浜」駅をメディアに公開した。

 相鉄・東急直通線は、相鉄・JR直通線「羽沢横浜国大」駅から「新横浜」駅を経由し、東急東横線・目黒線「日吉」駅までの区間に連絡線(営業キロ:10km)を整備するプロジェクト。新規開業する相鉄新横浜線は「羽沢横浜国大」駅~「新横浜」駅間(同:4.2km)を、東急新横浜線は「新横浜」駅~「日吉」駅間(同:5.8km)をそれぞれ結ぶ。これにより相鉄線・東急線の相互直通運転が実現し、広域鉄道ネットワークの形成、速達性および新幹線アクセスの向上、沿線の活性化などが見込まれている。

 1日の運行本数は約100往復(上下約200本)で、平日朝ラッシュ時間帯最多本数(「西谷」駅7時20分発~8時20分発)は11本(本線:4本、いずみ野線:7本)。「新横浜」駅~「渋谷」駅間を乗り換えなしで最速25分、「新横浜」駅~「目黒」駅を最速23分で結ぶ。また相鉄線「二俣川」駅~「目黒」駅は現在2回の乗り換えを要し所要時間は約54分だが、直通線では乗り換えなしで約38分と16分の短縮を実現。神奈川県から東京都心部へのアクセス性が飛躍的に高まる見込みだ。

 相鉄・東急直通線「新横浜」駅には、「羽沢」方(南改札)と「日吉」方(北改札)の2ヵ所のコンコースを開設。「羽沢」方は壁面にレンガを採用するなど「横浜」を想起させるデザインに。「日吉」方は渋谷方面の先進性をライン照明などで表現した。それぞれ2つの多機能トイレも完備。「羽沢」方を相模鉄道、「日吉」方を東急電鉄が管理・運営を担う。

東急新横浜線が「新横浜」駅に入線する様子
相鉄・東急直通線「新横浜」駅の「日吉」方コンコース

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