
森トラスト(株)は1日、ワークスペース管理ツール「WORK AGILE」の販売を開始した。同社として初めてのSaaS事業となる。
コロナ禍を経てABWやフリーアドレスの導入等、働き方や勤務制度の多様化が進む中、その急激な変化によりオフィスが十分に活用しきれていない、ワーカーのコミュニケーションが取りにくくなったといった課題が生まれている。同ツールは有効利用されていないオフィス空間の可視化、ワーカーのコミュニケーション促進といった機能により、そうした課題の解決策を提案する。
実際のオフィスレイアウトや勤務制度に合わせて設定することで、オフィスの図面上にアイコンでワーカーが表示されるようになり、誰がどこで働いているかリアルタイムで把握できる。他の拠点・在宅・サードプレイスでの勤務も含め誰がどこで働いているか検索することも可能で、休暇等の状況も把握できる。また、出社率推移や各拠点の稼働率、フロア利用状況を分析するレポート機能もあり、空間の有効活用方法の検討に役立てられる。
今後も顧客企業の要望を吸い上げながら、機能を拡充していく。