いちごオフィスリート投資法人(IOR)は15日、2022年10月期決算を公表した。
当期(22年5月1日~10月31日)は、営業収益78億円(前期比10.1%減)、営業利益37億7,500万円(同14.9%減)、経常利益30億100万円(同18.7%減)、当期純利益30億100万円(同18.7%減)、1口当たり分配金2,052円(同456円減)となった。
当期はポートフォリオ全体のNOI率の向上を重視し、賃料水準・稼働率等を考慮の上、個別物件の収益アップにつながる各種施策を推進した。期末時点の保有物件は86物件、取得価格合計は2,092億9,700万円、稼働率は東京都心を中心にリーシングが進捗し、96.5%となった。
次期は、営業収益122億5,300万円、営業利益70億4,100万円、経常利益62億5,100万円、当期純利益62億5,100万円、1口当たり分配金4,132円を見込む。