不動産ニュース / その他

2022/12/22

NTTグループ、環境負荷低減の取り組みを加速

 NTTアーバンソリューションズグループは21日、2030年度に向けた温室効果ガス削減目標についてSBTの認定(1.5度水準)を取得したと発表した。

 SBT(Science Based Targets)とは、パリ協定に準拠した科学的根拠に基づいた企業の温室効果ガス排出削減目標のこと。

 同グループでは、燃料使用等による温室効果ガスの直接排出量を「1」、グループで購入した電気・熱の仕様による温室効果ガス関節排出量を「2」、その他事業活動に伴う温室効果ガス関節排出量を「3」として、「2050年度 スコープ1、2、3カーボンニュートラル」を目標に設定。その達成に向け、25年度に「全ビルの使用電力を100%再生可能エネルギー由来の電力」とし、30年度に「スコープ1、2でカーボンニュートラル、スコープ1、2、3で45%削減(20年度比)」を実現する。

 今回、SBT認定を取得した温室効果ガス削減目標を達成させるため、従来の取り組みに加え先端技術の活用を図り、事業および企業活動において気候変動問題への対応を一層推進していく。スコープ1、2では30年度に排出量80%削減(同)、スコープ3では排出量45%削減(同)を目指す。

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温室効果ガス

人為的に排出され、地球温暖化の原因となると考えられている化学物質をいう。京都議定書で排出量の削減対象として指定されているのは、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、亜酸化窒素(N2O)、ハイドロフル...

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