
NTTアーバンソリューションズ(株)は23日、宮崎市および西日本電信電話(株)宮崎支店と、宮崎市において次世代型まちづくりを共同で推進するための連携協定を締結した。協定の期間は2025年4月30日まで。
都市機能が集積し、グリーンスローモビリティ(時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービス)運行路に囲まれた「宮崎」駅周辺エリアの高千穂通り(全長700m)をはじめ、宮崎駅前通り、広島通り、若草通りにおいて公民連携によるまちづくり推進のための実証を行ない、宮崎市の他エリアや他都市にも展開可能なモデルとすることで、持続可能なまちづくりの実現を目的としている。3者共同でウォーカブルシティの形成等を進めていく。
NTTアーバンソリューションズは、広島通りに面した「NTT広島ビル」の一部(北棟・南棟)を活用して、地域のにぎわい拠点を創出する。北棟を、商業(1階)とオフィス(2~3階)の複合施設としてリノベーションし25年春に開業する予定。南棟は、低層の商業施設に建て替える。24年秋の開業を見込む。