不動産ニュース / 開発・分譲

2023/1/6

千葉・白井にマルチテナント型物流施設竣工/CRE

「ロジスクエア白井」外観

 (株)シーアールイーは5日、マルチテナント型物流施設「ロジスクエア白井」(千葉県白井市)の竣工を発表した。

 常磐自動車道「柏」ICと東関東自動車道「千葉北」ICを国道16号線で結ぶ中間地点の白井工業団地内に立地。今後、国道464号北千葉道路の延伸により、交通利便性の向上が見込まれるエリアに位置する。敷地面積は約1万6,792平方メートル。鉄骨造地上3階建て、延床面積は3万819平方メートル。

 大型車両が直接2階にアクセスできるスロープや、1・2階に計36台の大型車が同時接車可能なトラックバースを備える。
 倉庫部分は外壁には金属断熱サンドイッチパネル、倉庫内のすべての防火区画壁に耐火断熱パネルを採用。床荷重は1平方メートル当たり1.5t、有効高さは各階5.5m以上、照度は平均300ルクスを確保した。さらに、将来的なオペレーション対応として、垂直搬送機2基などの増設が可能な構造としている。

 全館LED照明とし、人感センサー、節水型衛生器具などを採用。環境やエネルギーに配慮した施設計画とし、BELS評価の認証を取得している。屋根には全面に出力約1,000kWの太陽光発電システムを導入し、自家消費すると共にFITを活用して余剰売電する計画。

 なお竣工に先立ち、テナント企業と1棟全体の賃貸借契約を締結。専用施設として1月より稼働を開始した。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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