(株)ザイマックス不動産総合研究所は6日、東京23区における2022年12月のオフィス空室マンスリーレポートを公表した。調査対象は延床面積300坪以上のオフィスビル。
同月の空室率は3.88%(前月比0.04ポイント下落)、解約予告等により募集が始まっている面積も含めた募集面積率も5.81%(同0.07ポイント下落)と下落した。
都心5区空室率は3.71%(同0.10ポイント下落)。区別に見ると、空室率が高い順に、中央区4.94%(同0.08ポイント下落)、港区4.45%(同0.14ポイント下落)、新宿区3.21%(同0.12ポイント下落)、千代田区2.63%(同0.13ポイント下落)、渋谷区2.46%(同0.06ポイント上昇)となった。周辺18区は4.42%(同0.14ポイント上昇)。
募集面積率は都心5区が5.70%(同0.09ポイント下落)、周辺18区が6.16%(同0.02ポイント下落)。空室面積は43万9,000坪。空室増減量は増加が4万坪、減少が4万8,000坪だった。
規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が3.96%(同0.06ポイント下落)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が3.78%(同0.03ポイント下落)。募集面積率は大規模ビルが6.35%(同0.17ポイント下落)、中小規模ビルが5.19%(同0.04ポイント上昇)となった。