ダイビル(株)は5日、ベトナム・ホーチミン市のオフィスビル「サイゴン・タワー」の館内使用電力すべてをCO2フリー化すると発表。
グループ会社であるDaibiru Saigon Tower Co., Ltd.を通じ保有している同ビルにおいて、RE100対応のグリーン電力証書「I-REC」を取得。2022年度以降の全使用電力を再生可能エネルギー由来のものとし、電力使用に伴うCO2排出量を実質ゼロとする。これにより、年間約300kWhの電力が再生可能エネルギー由来に置き換わることとなる。なお、削減されるCO2排出量は、年間2,700tに及ぶ。
この取り組みにより、物件の入居テナントはそのオフィス・店舗等で使用する電力のCO2排出量がゼロとなるため、環境面で企業評価の向上につなげられるとしている。