(公社)日本不動産鑑定士協会連合会は17日、ホテルグランドアーク半蔵門(東京都千代田区)にて新年賀詞交歓会を開いた。同連合会会員のほか、衆参国会議員、友好団体役員らが集まった。
冒頭、挨拶に立った同連合会会長の吉村真行氏は「ウィズコロナ時代に向けて、ようやく出口が見えてきたように感じるが、人口減少・物価上昇・大災害・国際情勢不安といったさまざまな課題が山積している。DX・GXが進展する中で、国民の信頼に応えられる新時代の専門家・実務家がこれまで以上に必要とされる。不動産鑑定士は、難しい時代においても、専門家として求められる役割をしっかりと果たしていかなくてはならない。大災害の現場においても、熊本地震での経験を生かし、全国の地震・豪雨災害に対して、全国の不動産鑑定士が、被災者支援活動を展開している。不動産鑑定士の役割・使命をしっかりと考え、不動産の価値判断ができる専門家・実務家として、そして有事の際に役に立つ専門家として全力で取り組む」などと述べた。