不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2023/1/26

売上高は17%増/野村不HD23年3月期3Q

 野村不動産ホールディングス(株)は26日、2023年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(22年4月1日~12月31日)は売上高4,225億9,000万円(前年同期比17.1%増)、営業利益614億5,000万円(同25.1%増)、事業利益(※)665億2,400万円(同34.9%増)、経常利益581億8,400万円(同41.3%増)、当期純利益409億1,900万円(同52.3%増)。

 住宅部門は、住宅分譲事業の計上戸数が2,319戸(同417戸増)となり、売上高1,641億7,000万円(同18.7%増)、事業利益92億3,900万円(同57.4%増)となった。第3四半期末時点での通期計上予定の契約進捗率は97.5%。期末完成在庫は173戸(同52戸増)。

 都市開発部門は、収益不動産事業の物件売却収入が増え、売上高1,484億2,600万円(同16.1%増)、事業利益330億5,200万円(同19.3%増)。期末の賃貸床面積は72万1,216平方メートル(同14.3%減)。期末の空室率は、オフィス・商業合わせて5.4%(同1.1%低下)となった。

 通期業績については、売上高6,600億円、営業利益940億円、事業利益1,000億円、経常利益880億円、当期純利益600億円を見込む。

※事業利益:営業利益+持分法投資損益+企業買収に伴い発生する無形固定資産の償却費

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