(株)ウィルは14日、2022年12月期決算(連結)を発表した。
当期(22年1月1日~12月31日)は売上高94億6,900万円(前期比9.1%増)、営業利益9億1,900万円(同9.8%増)、経常利益8億6,700万円(同8.1%増)、当期純利益5億9,400万円(同3.0%増)と増収増益で着地した。
主力の流通事業においては売却物件の獲得に注力した結果、売却依頼件数が前期よりも2割超増加。18年に進出した中部圏が業績をけん引し、売上高22億2,300万円(同15.8%増)、営業利益5億9,500万円(同10.8%増)とセグメントの過去最高業績を更新した。
リフォーム事業においては、中古+リフォームの取り扱いが増加。期末の受注残高が7億5,500万円(同31.5%増)と積み上がっている。セグメントの売上高は19億6,800万円(同15.4%増)、営業利益は3億4,200万円(同10.2%増)と、流通事業同様にこちらも過去最高を記録した。
このほか、開発分譲事業や賃貸事業、不動産取引派生事業等いおいても堅調な業績となった。
次期(23年12月期)は、売上高103億6,900万円、営業利益9億8,700万円、経常利益9億2,200万円、当期純利益6億2,100万円を見込む。