不動産ニュース / 開発・分譲

2023/2/22

大阪市旭区で、関西初の木造マンション/三井H

外観完成イメージ

 三井ホーム(株)は22日、大阪市旭区で、関西エリア初となる木造マンション「MOCXION」の着工を発表した。

 オーナーが、脱炭素社会の実現に貢献する木造での建築を希望したことから、多くの中大規模木造建築物を手掛ける同社が設計・施工を担当することに。Osaka Metro谷町線「千林大宮」駅が最寄り駅となる立地で、周辺に複数の大学が点在していることから、学生マンションを計画した。

 敷地面積763.60平方メートル、延床面積1,324.64平方メートル、木造(枠組壁工法)地上3階建て。総戸数は47戸で、間取りは1K。管理・運営は(株)学生情報センターが担う。

 建物全体を木造とすることで、建設時のCO2排出量を大幅に削減。また木が生長過程でCO2を吸収し、伐採後も炭素を固定化し続けるため、カーボンニュートラルの達成に寄与する。木造の特性である高断熱性に加え、高効率・省エネルギー設備を採用することで、BELS評価の「ZEH-M Oriented」を取得する計画。

 2023年5月上棟、24年2月竣工の予定。

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枠組壁工法

木材でつくった枠に、構造用合板等を釘で打ち付けて、壁・床・屋根を箱型に形成する工法。柱と梁で支えるわが国の伝統的な木造軸組工法(在来工法)と比べると、壁そのものが垂直方向と水平方向の強度を持つ点に最大の特徴がある。

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