不動産ニュース / 開発・分譲

2023/2/27

シングル向け賃貸住宅2商品リリース/大東建託

「KLEUR PIT」外観
「CONTE CESTO」外観(北側エントランスタイプ)

 大東建託(株)は27日、シングル向け賃貸住宅の新商品「KLEUR PIT(クルールピット)」、「CONTE CESTO(コンテチェスト)」のオンライン説明会を開催した。

 「KLEUR PIT」は、晩婚化・未婚化によるシングルや、離別・死別による一人アクティブシニア等の増加、またコロナ禍の影響により自宅で過ごす時間が増えたことによる居住スペース拡大ニーズの増加傾向を踏まえ開発された賃貸住宅。木造2×4工法2階建て、ZEH Orientedの基準を標準化している。間取りは1LDK、テレワークや趣味の部屋などに利用できる大きめのサンルーム(エクストラルーム)を設けたことが特徴。専有面積は約40~50平方メートルを確保した。
 間口をコンパクトにすることで、一般的な長屋より多くの戸数を確保できる。高さ制限をかわしやすい母屋下げや、北側に避難規定に適合した大きな窓を設置するなど、都市部の敷地や条例に対応できる設計を取り入れ、配置効率を高めている。
 販売開始は3月1日。戸数は4~10戸で、販売価格は1坪当たり55万円から(1棟8戸の場合)。初年度は360棟の販売を目指す。

 「CONTE CESTO」は、都市近郊の駅近・狭小敷地を想定し、配置計画上メリットのある片廊下型共同住宅商品として開発。同じく、木造2×4工法2階建て、ZEH Orientedの基準を標準化。敷地に合わせ、北側・妻側の2つのエントランスタイプを選択できる。間取りは3タイプのワンルーム(専有面積27.66~32.22平方メートル)を用意し、プランの組み合わせで2戸並びから5戸並びまでを設定できる。
 住戸内には、便利な棚やフックを設置。洗面化粧台や浴室サイズをアップするなど、使い勝手や使い心地を考慮した仕様に。
 販売開始は3月1日。戸数は4~10戸で、販売価格は1坪当たり54万5,000円から(1棟10戸の場合)。初年度は100棟の販売を目指す。

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テレワーク

働き方のひとつで、情報通信機器等を活用して時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く方法をいう。事業所に出勤せずに家で作業する在宅勤務、個人が委託・請負によって作業する在宅ワークなどがあるが、情報通信技術を幅広く活用することが特徴である。 テレワークにおいては、住宅が職場ともなり得る。

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